/ ファンタジー / 伝説の男、無双しながらショーバイする。 / 第2話 伝説の男 ダンジョンに行く

공유

第2話 伝説の男 ダンジョンに行く

작가: satomi
last update 최신 업데이트: 2025-07-10 09:43:03

マグゥ王家も参加する(?)ダンジョン攻略に俺達も参加することにした。マグゥ王家には俺が魔法を付与した武器・防具を売りつけてある。

俺達は、俺は普段通りで、超初心者パーティーの皆様には強力に魔法を付与してある武器・防具を装備してもらった。

赤猫ちゃんも参加するみたいだ。「あれあれ~?超初心者パーティーが王家が参加するようなダンジョンの攻略に参加するみたいだぞ?命知らずだな。あぁ、ダンジョン内にギルドで採集しなきゃなんない薬草とかあるのかな?ガハハッ」と笑っている。

正直なところ……この場で一番脆弱な装備をしてるのは赤猫ちゃんのパーティーなんだけどなぁ……。

 早速ダンジョンに潜ることにした。ダンジョンに潜るだけだし、俺は魔法を使う必要は恐らくないだろう。

 マグゥ王家の連中も結構苦戦している。普段の鍛錬が足りないからだ。俺は心を鬼にする。

 赤猫ちゃんのパーティーはもうボロボロ。「こんなはずじゃないのに……俺らがダンジョンを攻略して、陛下に報償を貰い、確固たる地位を確立するはずだったのに、なんてザマだよ」

 ほう、煩悩まみれだな。地位と名声と財産目当てか。まぁ冒険者なんてそんなもんだよな。

 超初心者パーティーはというと、魔法は効かないし、物理攻撃も効かない。メンバーは「ギャー!」とか怯えた声あげてるけど、怪我はまるでしていない。

 しかたがないので、ダンジョンの敵は俺とリルリルで倒している。マグゥ王家の面々も頑張ってはいるけど、倒し漏れというのがあるわけで……。

 第56層、結構下層の方まで潜ったと思う。

敵がアンテッド一色となった。アンテッドは面倒だなぁ。聖水使うのはもったいないし……。お金はあるけど、貧乏性は治らない。

 やむを得ない、最後の手段。俺が魔法を使おう。面倒だなぁ。でもアンテッドだし。リルリルすら使えない。

 俺は聖属性の魔法を使って第56層のアンテッドを一掃した。(つもり)

 マグゥ王家のパーティーにやたらと拝まれた。倒し漏れは燃やせばいいかな?物理攻撃は中途半端にしても復活しちゃうからなぁ。

 ちなみに俺は全属性の魔法が使えます。全属性というか、俺に限りなんでもアリです。マグゥ国王陛下にも言ってない。コキ使われそうだから。

 第57層が最奥のようだ。

ボス?リルリルの仲間?

「リルリル?知り合い?」

「知っている奴ではない。どっちかというと、いつも縄張り争いをするような相手だ」

 あぁ、幼馴染?

「お前……誇り高きフェンリルでありながら、従魔などしているのか?バーカバーカ!」

 知能指数が幼稚園児だろうか?

「フンッ、主は特別だ。我よりも格段に強いからな」

「俺よりも強いのか?」

「そうだろうな……」

 言い終わるや否や、王家の連中攻撃を開始。俺(・)より(・・)は(・)弱いだけでフェンリルだ。王家のパーティーくらいで倒せるか?

 あぁ、やっぱり。フェンリルの尻尾の一振りくらい(・・・)で(・)なぎ倒されている。

「えーと、フェンリル。貴方は今後どうしたいんだ?いつまでもこんなジメジメとしたダンジョンの奥にいたいのか?それとも太陽の下思いっきり走り回りたいのか?」

 ‘走り回る’というワードにちょっと心動かされているようだ。その尻尾が物語ってるよ…。

「ちなみにリルリルは走り回っている」

「俺は……」

「あ、ゴメン」

 すでに、フェンリルを檻で囲んで保護した。言い終わるの待てば良かった。やってしまった。…反省。

 俺は慌ててフェンリルを解放した。

「どうぞ、続けてください!」

「どこまでしゃべったか、忘れたんだが?」

「最初から話せ」リルリルが説明を求めた。……命令口調だけど。

「俺は、そもそもこんなところにいるつもりはなかった。何かの呪いか?このダンジョンから外に出れなくなった」

 ほう、そんな理由が。

「あ、マグゥ王家の方とかもう大丈夫なんで、撤収してください。苦情があるなら、俺が相手になります」

 マグゥ王家の連中はこのフェンリルを倒して、ダンジョンを攻略。というのが目標だから、そう簡単には撤収してくれないようで…。俺に向かってきた。

「仕方ないなぁ」

とりあえず、俺とリルリルと最弱パーティー(気絶中)とフェンリルを隔離して結界を張った。並みの魔術師が束でかかってもそうそう壊れないだろう。

マグゥ王家の連中とか結界を頑張って壊そうとしている連中を無視して話を続けた。

「つまり、その呪いが解ければ万事解決か?」

ドゥーン!

「そうだな」

俺が見たところ、後ろの左足に重りのようなものがついている。これが呪いか?

ズガーン!

「後ろ左足に重りみたいのついてるんだけど、見える?」

「いや、俺には見えない」

 ふーん、俺だけ見えるのか。って事は、それが呪いか?そんじゃあ、後ろ左足についているものを外せばOKだな。

「そんじゃあ、後ろ左足についてるやつをはずす」

カキーン!

 まず、フェンリルの左足を切断してみた。後、左足を復元。左足を切った時はリルリルもこのフェンリルもかなり焦ってたけど、というか俺だけ普通だった。復元した左足にまた呪いが発現したのでこの方法は使えない。

「…っ、心の準備というものが必要だと思う」

 リルリルにも言われた。その後はどうするのか伝えよう。二人(二匹?ともドキドキしたらしい)。いきなり切断は流石にいけなかったか。

「左足を欠損しても復元しては全く意味を成さないことが分かった。呪いそのものにアプローチする必要がある。そこで、まず左足から伸びている鎖を切ってみようと思う」

 俺は、鎖をまず物理的に切った。またつながった。うーん、全体を消さないとダメなのかなぁ?呪い……聖魔法で消えるかな?

「隊長!ダメです!この結界破れません!これ以上はダンジョンが崩れてしまいます!」

「それでもヤレ!」

ドゴーン!

ダンジョンは崩れ落ちた。結界に俺達は入ってたので全員無事。どっちかというとマグゥ王家の皆様の方に負傷者がいるんじゃないかなぁ?

「とりあえず、物理的に切ってみたんだけど鎖が復元して意味がなかった。一部の欠損だとダメなんだろうか?呪いだから聖魔法が効くだろうか?重りの元に聖魔法をかけてみる」

 やはり、一部の欠損だと復元してしまう。

「うーん、聖魔法で一時的に消えるのはわかった。しかしだ。すぐに元通り。全体に聖魔法をかけないといけないようだ。フェンリルには聖魔法効かないよね?」

「ちょっと痛いかもしれませんが、何かあったら主が魔法でどうにかすればいいのではないですか?」

 リルリル推奨なので、俺は呪い全体に聖魔法をかけることにした。そういえば、忘れてたが結界の外は王家の連中が騒いでうるさかった。結界vsマグゥ王家になるようにすればよかったかな?

 思った通りに全体に聖魔法をかけたら呪いが消えた。フェンリルもかなりのダメージを受けたようだ。かわいそうなので、俺は回復魔法をかけた。

「これで外を走り回れるぞー。討伐されるといけないから犬くらいのサイズになったら便利だよ。行動範囲も広くなるし、目いっぱい走り回れる」

 俺は特に希望していなかった。

 本当だよ。

 でも、コイツの希望なんだもの仕方ないよね。

 リルリルに続き、コイツも俺の従魔になった。

「主は非常に強い。強きものに従うのが自然の道理!」

 さっきはリルリルのことかなり詰ったのに……

 俺はコイツに“フェン”という名を与えて連れて帰ることにした。

 食費?フェンとリルリルにそれぞれ自分で狩ってこいってどっかの森に放り出す。毎回。

 リルリルはそうしてきた。

 ダンジョンから俺と超初心者パーティーとリルリルとフェンが出てきた。というかさっき王家の人がダンジョン破壊した時に青空を見た。心の中で「天気イイな」と思いました。

이 책을 계속 무료로 읽어보세요.
QR 코드를 스캔하여 앱을 다운로드하세요

최신 챕터

  • 伝説の男、無双しながらショーバイする。   第3話 フェンリルが二匹ですけど、何か?

     マグゥ王家の連中暇なの?鍛錬に時間割いた方が有益だよ? というのも、ダンジョンから出たらいきなり攻撃された。まだ結界解いてないんだけど。「最初から仕組まれていたのだな?伝説の男だと思っていたのに我らを裏切るとは!」 裏切ってないし。裏切るならもっと地味ーに裏切るよ。そもそもその装備はマグゥ王家の要求通りに魔法付与してんじゃん。「その証拠に討伐すべきフェンリルを仲間としている!」 うーん従魔になったんだけどなぁ。俺の方がダンチで強いから。超初心者パーティーの連中がビビるからそういうのやめてほしいな。「俺が一人でマグゥ国王陛下に会うよ。それでいい?」「元・伝説の男ルーフェスを連行する!」 結界を解いた。 こうして俺は連行された。あぁ、赤猫ちゃんパーティーは息も絶え絶え、ダンジョンの崩れた壁(?)から出てきて、なんか「覚えてろよ!」と去っていった。何を覚えていればいいのだろう? 話は戻すが、何?この弱い連行。他の連中もこんな感じなの?捕縛したならきっちりしないと逃げちゃうよ?「もっとちゃんと捕縛しないとー。陛下に奏上して兵の鍛錬の強化してもらわないとダメだなぁ。こんなに弱々なのかぁ。期待はずれだな」「なんだ、お前マゾなのか?」 お前扱いになった。ちょっと前まで『ルーフェス殿』だったのに、変わり身速いよなぁ。「違うけど、こんな方法だったらいくらでも逃走できちゃう。本気で捕縛しないとー。そもそも、俺を連行してるんだ。俺は大人しくしてるけどさぁ。俺レベルなら本来二重・三重の檻にでも入れて連行すべきだと思うんだ。あ、本人には魔術使えませーんって手錠つけて」 俺は目隠しもされていないし、魔術も使い放題で檻にも入っていない。後手を縄で結ばれてるだけ。でもこれだと、縄抜けができる人ならいくらでも逃走可能。魔術を使えばさらに逃走が楽に!やはり、陛下に奏上すべき問題だよなぁ。うん。「着いたぞ」 俺は陛下の前に蹴り出された。何も蹴らなくても……。「ご無沙汰してます。陛下はご機嫌麗しゅうございます」 言いながら、俺は魔術で縄を解いた。「恐れながら、陛下に申し上げます。この連行方法は非常にしょぼいです。誰の考案ですか?私のような人物を連行するならば、魔術封じの手錠をし、手・足を縛り、猿轡をし、目隠しをし、その上でせめて…せめて、一重の檻に入れるべき

  • 伝説の男、無双しながらショーバイする。   第2話 伝説の男 ダンジョンに行く

    マグゥ王家も参加する(?)ダンジョン攻略に俺達も参加することにした。マグゥ王家には俺が魔法を付与した武器・防具を売りつけてある。俺達は、俺は普段通りで、超初心者パーティーの皆様には強力に魔法を付与してある武器・防具を装備してもらった。赤猫ちゃんも参加するみたいだ。「あれあれ~?超初心者パーティーが王家が参加するようなダンジョンの攻略に参加するみたいだぞ?命知らずだな。あぁ、ダンジョン内にギルドで採集しなきゃなんない薬草とかあるのかな?ガハハッ」と笑っている。正直なところ……この場で一番脆弱な装備をしてるのは赤猫ちゃんのパーティーなんだけどなぁ……。 早速ダンジョンに潜ることにした。ダンジョンに潜るだけだし、俺は魔法を使う必要は恐らくないだろう。 マグゥ王家の連中も結構苦戦している。普段の鍛錬が足りないからだ。俺は心を鬼にする。 赤猫ちゃんのパーティーはもうボロボロ。「こんなはずじゃないのに……俺らがダンジョンを攻略して、陛下に報償を貰い、確固たる地位を確立するはずだったのに、なんてザマだよ」 ほう、煩悩まみれだな。地位と名声と財産目当てか。まぁ冒険者なんてそんなもんだよな。 超初心者パーティーはというと、魔法は効かないし、物理攻撃も効かない。メンバーは「ギャー!」とか怯えた声あげてるけど、怪我はまるでしていない。  しかたがないので、ダンジョンの敵は俺とリルリルで倒している。マグゥ王家の面々も頑張ってはいるけど、倒し漏れというのがあるわけで……。  第56層、結構下層の方まで潜ったと思う。敵がアンテッド一色となった。アンテッドは面倒だなぁ。聖水使うのはもったいないし……。お金はあるけど、貧乏性は治らない。 やむを得ない、最後の手段。俺が魔法を使おう。面倒だなぁ。でもアンテッドだし。リルリルすら使えない。 俺は聖属性の魔法を使って第56層のアンテッドを一掃した。(つもり) マグゥ王家のパーティーにやたらと拝まれた。倒し漏れは燃やせばいいかな?物理攻撃は中途半端にしても復活しちゃうからなぁ。 ちなみに俺は全属性の魔法が使えます。全属性というか、俺に限りなんでもアリです。マグゥ国王陛下にも言ってない。コキ使われそうだから。 第57層が最奥のようだ。ボス?リルリルの仲間?「リルリル?知り合い?」「知っている奴ではない。どっちかとい

  • 伝説の男、無双しながらショーバイする。   第1話 伝説の男の店

    「いらっしゃいませ!」「なんだ、外のボロいのは見せかけで、掘り出し物があったりするかと思ったら最悪だな」男は店に飾ってある鉄の盾の値段を見て言った。「はぁ?ぼったくりか?ただの鉄の盾でこれはないだろ?」「はぁ、ただの鉄の盾ではなくちょっとした魔法を付与してあるので」「よく見たら、店中初心者用の武器や防具だらけじゃねーか?」(それで間に合うから…)「だいたい、俺の事知らないってモグリか?俺はあの(・・)有名な新進気鋭パーティー‘紅蓮の獅子’のリーダーだぜ?」「はぁ(だからどうした?)」「初心者用の武器や防具に用はないな」そのとき、うちで飼ってるリルリルが「グルルルル」と威嚇した。「へっ、犬ころの威嚇なんて怖くねーよ。多分もう来ねーよ」俺の店はただの武器や防具を売っているわけではなく、それにその時に適した魔法を付与しているので、値が張る。あいつが見た鉄の盾は…確か防御力マシマシの魔法を付与してるし、盾も自動再生するようにしていたはず! それと、看板犬のリルリルは俺が使役しているフェンリルの仔犬バージョン。そのままの姿で店にいさせられないからね。  そんな俺は、知る人ぞ知る伝説の剣士&魔法使いのルーフェス(平民)。 いやぁ、功績から騎士爵って話もあったんだけど、貴族の付き合いは面倒だから断った。 多分さっきの‘赤い猫?のリーダー’と戦っても俺が勝つ自信はある。駆け出しのひよっこと戦ってもなぁ。若手は育てた方がいいに決まっている。 そんなわけだけど、王様からの依頼で剣と盾がそれぞれ100。弓も100。矢が1000。と依頼があったけど、「無理です」と突っぱねて、(だって剣は切れ味抜群に付与。盾は前述の付与。弓は弦が切れないように、矢は命中率100%を付与)は体力的に無理。「全部10分の1しか納品できませ~ん」とお返事をしました。 矢の命中率100%は魔法で付与できるけど、弓矢を扱う人間の技量がド下手になっては元も子もないだろう? 剣だって、愛剣を大事に自分で研いでナンボじゃないのか?俺だけなのか?俺は研いでたぞ? 店の宣伝もしなきゃなぁ。「いらっしゃいませ~」 ん?俺はその時に来た超初心者のパーティーを店の宣伝に使おうと考えた!隠れ王家御用達なんだけどね。そう言えば店の名前決めてなかったなぁ。 店の名前、『リルリルがいるよ♪

더보기
좋은 소설을 무료로 찾아 읽어보세요
GoodNovel 앱에서 수많은 인기 소설을 무료로 즐기세요! 마음에 드는 책을 다운로드하고, 언제 어디서나 편하게 읽을 수 있습니다
앱에서 책을 무료로 읽어보세요
앱에서 읽으려면 QR 코드를 스캔하세요.
DMCA.com Protection Status